元気を出したい

家族、友人、恋人。今まで伝えていなかった「ありがとう」を伝えたくなるドラマ【記憶】

とても素晴らしい作品でした。普段ドラマを見ない私が、ある記事を目にした事でとにかく見たくなったフジテレビのドラマ【記憶】。

私はドラマを全く見ません。理由は、毎週放送されるのを待つのが苦手だから。もちろん、ドラマは毎週放送されるのを楽しみに待つワクワクも魅力なのですが、私はめっぽう苦手です。今まで見たドラマも、ロング・ラブレター ~漂流教室~1リットルの涙家政婦のミタくらいです。とにかくドラマ苦手な私が見たくなったドラマ【記憶】。とってもいい作品でした。

今はもう地上波の放送終は了しているため、【記憶】を見るにはFODプレミアムに登録しなければ見る事はできませんでした。

登録してでもどうしても見たかった。無性に見たくなってしまったドラマです。

【記憶】はどんなドラマ?

ほとんど内容は知りませんでした。知っていた内容は「アルツハイマーを患った敏腕弁護士」。というワードくらい。
上司からも取引先からも絶大な信頼をおく敏腕弁護士 本庄 英久(中井貴一)が、人生を生きていく上で、本当に大切なものは何なのか?を探し、あなたに問いかけるドラマです。

本庄 英久(中井貴一)だけが大切なものに気付いていくのではありません。家族、親友、両親、妻、子供、本庄 英久(中井貴一)の周りみんなが気付いていき、変わっていきます。

今日あった事を忘れてしまう。
さっきあった事を忘れてしまう。
何もかも忘れたら全く違う人になってしまうんじゃないだろうか?
自分を忘れない、忘れてもらわないためにはどうすればいいのか?

とても儚く切ない、それでもすごく温かい想いが詰まったドラマ。流れる涙はきっと優しくて温かい涙のはずです。

キャスト

【記憶】をつくり上げる俳優陣は、大御所から若手俳優まで、それぞれが強い個性を持っています。この俳優陣をキャスティングしたスタッフさん達は、本当に良いところ突いています。これから紹介する役者さん以外でも個性的な役者さんたちばかりでした。

中井 貴一(本庄 英久 役)

制作著作:フジテレビジョン/J:COM
(C)STUDIO DRAGON / CJ E&M
引用元:【記憶】ドラマ本編より

裁判に勝つためならどんな手でも使う。心の奥底に正義感を押し殺しながら、桜庭記念病院の顧問弁護士として働いています。

  • アルツハイマーを患った弁護士
  • 世間からも信頼される敏腕弁護士
  • 反論の余地を与えない怖い弁護士
  • 家族を大切にする父親

たくさんの中井 貴一さんの顔が見られます。「上に立つ人ってこんな人なんだろうな」という威圧感がモニター越しでもフツフツと伝わってきます。
そしてスーツが似合いすぎている!こんな上司は絶対嫌だ!!第1話〜2話まではそう思っていました。

優香(本庄 遥香 役)

制作著作:フジテレビジョン/J:COM
(C)STUDIO DRAGON / CJ E&M
引用元:【記憶】ドラマ本編より

本庄 英久(中井 貴一)の再婚相手。家族と共に、夫を献身的に支えます。
ここまで演技が素晴らしいと思いませんでした。くじけそうになっても何かの打開策を見つけて何とかしようとする、強くて真っ直ぐな妻役を演じています。その演技ひとつひとつは、心に刺さります。

泉澤 祐希(二宮 正樹 役)

制作著作:フジテレビジョン/J:COM
(C)STUDIO DRAGON / CJ E&M
引用元:【記憶】ドラマ本編より

本庄 英久(中井 貴一)のアシスタントとして働く新米弁護士。正義感がとにかく強く、弁護士の鏡のような役柄ですが、正義のかけらもない本庄 英久(中井 貴一)のやり方に疑問を感じ退職しようとしますが…。

今田 美桜(足立 初花 役)

制作著作:フジテレビジョン/J:COM
(C)STUDIO DRAGON / CJ E&M
引用元:【記憶】ドラマ本編より

本庄 英久(中井 貴一)を慕い、同じ法律事務所で働く事務員。

ものすごくツンツンしていて間違いなく同性に好かれないようなタイプですが、仕事は確実にこなし、同僚や部下としてはパーフェクトな女性を演じています。

石丸 謙二郎(片桐 啓介 役)

制作著作:フジテレビジョン/J:COM
(C)STUDIO DRAGON / CJ E&M
引用元:【記憶】ドラマ本編より

本庄 英久(中井 貴一)が働く片桐法律事務所の所長。本庄を無名から敏腕弁護士に育てた人物。本庄自身も片桐を慕い、命令は絶対。

機転が効く行動のできる模範的な上司。優しい顔から恐ろしい顔まで、声のトーンや表情、演技がすごいです。いいえ、やばいです。

丸山 智己(桜庭 孝行 役)

制作著作:フジテレビジョン/J:COM
(C)STUDIO DRAGON / CJ E&M
引用元:【記憶】ドラマ本編より

ドラマの舞台、桜庭記念病院の副院長。顧問弁護士である本庄と片桐法律事務所を飼い犬のように扱っている。

超一級レベルの憎い役を演じています。

山中 崇(奥寺 義則 役)

制作著作:フジテレビジョン/J:COM
(C)STUDIO DRAGON / CJ E&M
引用元:【記憶】ドラマ本編より

ある出来事から本庄と接点を持った刑事。

敵にするととにかく怖い。話の真相を突いてくる。顔には出さないが、内に秘めた正義感を胸に職務にあたっています。

あらすじ

主人公の本庄英久は、勝つためなら手段を選ばない敏腕弁護士。
しかし15年前、幼い息子をひき逃げ事故で亡くすという悲しい過去を持つ。

その後、妻とは離婚し、再婚した妻と新たな家族を持ったが、家庭を顧みずに仕事に専念する日々を送っていた。
そんな中、親友の脳外科医から、若年性アルツハイマーと診断され衝撃を受ける。以来、仕事を続けながらも改めて家族と向き合い、未解決のまま葬られた息子のひき逃げ事件の真相解明に乗り出すが、思いもよらぬ真実が徐々に紐解かれていく…。

忘れたい過去から逃れ、忘れてはいけない日々の仕事に忙殺される毎日を送っていた弁護士が徐々に記憶を失くしていく中、今まで成功だけが全てだと思っていた人生をもう一度振り返り、心が離れてしまっていた家族との関係を少しずつ修復していきながら、人生の本当に大切なものを見つけていく。

引用元:記憶 – とれたてフジテレビ


【記憶】の見て欲しい所

とても個性的な俳優陣が揃っている【記憶】。ドラマ好きではない私が感じた見て欲しい点です。

1分近い1カットに込めた想い

【記憶】は、多彩なカメラワークで本庄(中井 貴一)の心を表現しています。記憶が戻ってこない不安と恐怖を表す時には、思いっきりカメラをブレさせ動揺を表現します。

私がぜひ見てもらいたいのは、相手の心に問いかける重要なシーンの、1カメラ1カット。しかも、カメラは全く動かずただただ超スローのズームイン。このズームインも、背景を見てやっとズームしているのが分かる位ゆっくりでほんの少しのズーム。

この1カットに込められた想いが深いんです。

真実、相手の心に少しずつ、少しずつ、でも確実に近づいている見えない距離感。一切のブレがないカメラには、本庄(中井 貴一)の絶対に真実を暴くという芯を持った心を表現しているように見えました。

制作著作:フジテレビジョン/J:COM
(C)STUDIO DRAGON / CJ E&M
引用元:【記憶】ドラマ本編より

いくつか【記憶】に登場する1カットは見入って欲しいシーンです。

本庄と共に成長する家族

アルツハイマーを患い、変化するのは本庄(中井 貴一)だけではありません。今まで普通に生活していた家族にも変化が訪れます。
毎日不安を感じていく家族ですが、一人一人が成長していく事で、状況を乗り越えていく様子にはとても勇気付けられます。

ねじれにねじれた真相までの道のり

【記憶】は、様々な事故や事件を解決していくストーリーではありません。全ての事柄が繋がっている、しかも、関係している人達が複雑すぎる、ねじれまくったストーリーです。

全く違う方向へ進んでいた線が、どこかの点で交わる。

本庄たちはその点を暴いていきます。

感想:【記憶】を見て感じた事

とても見応えのある作品でした。権力、名誉、本当に大切なものは何なのか?私たちに問いかけます。今あなたに大切な人がいるなら、「ありがとう」と伝えましょう。きっと、「急にどうしたの?」と言われるに違いありません。

でもきっとそれでいいんです。

今大切な人がそこにいる事。あなたがそこにいられている事。仲間がいる事。

それこそが幸せなんです。普通の日常にある幸せに気付かせてくれる、ドラマ【記憶】。

2019年12月19日までFODプレミアムで見られます。

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