深く考えたい

【ヘイト・ユー・ギブ】感想。知らなかった現実。立ち向かう少女に心打たれる深く考えさせられる映画

20世紀フォックス オフィシャルサイト

すごく考えさせられる映画でした。どう足掻いても、どう叫んでも、どうにもならない、どうにもできない悲しくてつらい現実。その社会を動かそうとする少女。

私は世の中の何にも知らないんだと痛感しました。このような社会はきっと今でもあるのでしょう。もっと今自分がいる所以外の事も知らなければならないと思いました。

理不尽で悲しい幼馴染の失い方をした少女が、立ち上がる。
『THE HATE U GIVE』あなたがくれた憎しみ
深い作品タイトルです。

【ヘイト・ユー・ギブ】はどんな映画?

最初作品タイトルの意味はあまり考えませんでした。なんだか評価も高いし、見てみようかなという軽い感じのノリで見た映画です。

家族愛、友情、葛藤。
青春真っ只中を生きる少女の心情をうまく表現されていて、結果的には、とにかく深い考えさせられるとても心に残る映画でした。このタイトル、本当に深い意味のタイトルだったんだなと思えます。

憎しみだけでは生きられない。
憎しみに憎しみで返してはいけない。
この映画のHATEはただの憎しみではありません。
美しくも哀しいHATEです。


引用元:20世紀フォックス オフィシャルサイト

あらすじ

『しあわせの隠れ場所』の製作スタッフが集結、無実の友のために立ち上がった女子高生の勇気と希望の物語。

2009年カルフォルニアで起こった無抵抗の黒人青年を警官が射殺した「オスカー・グラント事件」をヒントに書かれたベストセラー小説『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ』の映画化。
白人社会と共存していく方法を小さい時から教えられてきた16歳の黒人少女のスター。白人が通う学校に通いボーイフレンドも白人。

黒人であることを忘れたかのような毎日を送っている。しかしある日、幼馴染が白人警官に自分の目の前で射殺される。
白人との共存のため沈黙を決めていた彼女だったが、大人社会の矛盾に立ち向かう決心をするのだった…。

主演は全米で最も影響力のあるティーンにも選ばれたアマンドラ・ステンバーグ。

引用元:20世紀フォックス オフィシャルサイト

【ヘイト・ユー・ギブ】の見てほしい所

リアルに描かれる少女の日常

恋をしたり、友達とケンカをしたり、泣いたり、笑ったり。キラキラとした青春像がリアルに描かれています。

特に、クラブ帰りに幼馴染みと一緒に帰るシーン。
昔の記憶をよみがえらせながら幼馴染と話をする少女の笑顔は、とても無邪気で、見ているこっちまで暖かい感情にしてくれます。

たくさんの形の愛

家族、恋人、友達。人が生きていくためにいつまでも忘れてはならない愛が描かれています。何かが崩れてしまいそうな時、お父さんや彼氏や友達が、形にはできない愛情で少女を救ってくれます。

美しく、そして哀しい涙

【ヘイト・ユー・ギブ】で流れる涙は哀しくて流す涙だけではありません。その涙には、憎しみを乗り越えた強さから溢れる涙があります。

主人公の少女を演じるアマンドラ・ステンバーグ、その難しい涙を見事に演じきっています。

哀しくて泣くのではないんです。これから先私たちはどうやって生きていけばいいのか?社会がどうあるべきなのか?その問題に立ち向かう涙。
戦うと決めた少女の涙に、大人たちは銃をおろします。

【ヘイト・ユー・ギブ】を見た感想

深いです。とにかく深く考えさせられる事がたくさんある映画でした。
とてももどかしくて哀しい。誰かが良い行いをしても、人種という枠組みだけで、きっとその事実も消し去られてしまうかもしれない。

少女の行いだって同じ。勇気を出して行動したのに、残る結果にはならなかったのかもしれません。

私にできる事は何なのかと思った時に、こういった現実社会がある事実を知る事なのではないかと思いました。

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