引用元:【エンド・オブ・トンネル】映画本編より
車椅子に乗りながら激しい銃撃戦を繰り広げるものだと思っていました。全く違いましたね。これだから予告編も作品情報も見ずに見る作品は面白い。
Contents
【エンド・オブ・トンネル】はどんな映画?
完全にジャケ買いです。
車椅子に乗った主人公が銃を持ってる。
銀行強盗が主人公の住んでいる家の地下を拠点に強盗を企て始める。
なかなかワクワクする謎めいたジャケットです。
実際に見てみて、ハラハラと大どんでん返しの連続。ちょっとしたシーンにストーリー展開の鍵があるのでなかなか目を離せません。
引用元:【エンド・オブ・トンネル】– クロックワークス公式サイトより
キャスト
レオナルド・スバラーリャ (ホアキン 役)

引用元:【エンド・オブ・トンネル】映画本編より
コンピューターに精通している中年男性役。
分析力がすごく、微かに聞こえる銀行強盗たちの会話から、犯行までの道筋や犯人像までも解析していきます。
アルゼンチンでは大人気俳優。
クララ・ラゴ (ベルタ 役)

引用元:【エンド・オブ・トンネル】映画本編より
とにかくセクシー。
主人公が住む家に突然ルームシェアをしに訪れる美女。ある日突然心をひらいてくれなくなった娘と一緒に主人公の家に住む事を決めます。しかしそれがあんな事になるとは・・・。
パブロ・エチェリ (ガレリト 役)

引用元:【エンド・オブ・トンネル】映画本編より
目の使い方が素晴らしい。恐怖感と安堵感、飴と鞭を目の演技でとても上手に表現しています。とにかく怖い、とにかく優しい。典型的な怖い人です。
あらすじ
今回あらすじは載せません。車椅子に乗る主人公がいったい何をするのか。ぜひその目で確かめてください。
【エンド・オブ・トンネル】の見どころ
目まぐるしくハラハラする心理戦
主人公は自宅(ほぼ地下室)に引きこもりながらも、犯人達の情報を事細かく記録していきます。名前、行動パターン、計画、得た情報を元に繰り広げられる心理戦は見ものです。
特にクライマックスでの大ピンチのシーン。
凄まじいどんでん返しが待っています。
「たった一言でここまでできるのか」という人間のもろさも感じる事ができる超見どころシーンです。
最後は女か運で決まる
「結局最後は女か運で決まる」と言い残していった犯人。実際にその通りになります。金か女かそれとも運か?
黒幕は運に見放され、主人公には運が味方をします。それはクリマックスだけではありません。
「こんな事あるか!?」という事ながらリアリティに溢れる物語となっています。
臨場感が並じゃないカメラワークにハラハラ
【エンド・オブ・トンネル】のカメラワークはとにかく視聴者をハラハラさせます。
「すぐそこから逃げて!」
「もうダメだぁぁぁぁぁ!」
という、見ていてハラハラが止まらないカメラワークです。
時には主人公目線、時には犯人目線。キビキビと切り替わる目線にあなたの手汗は止まらなくなります。
【エンド・オブ・トンネル】を見た感想
この映画はスペインの映画という事に少し驚きました。私はスペインの映画を見るのは初めてなのですが、見ていて言葉も全く馴染めないしいまいち違和感がある中、ここまでのめり込めるものなのかと・・・。気付くと120分一気見で【エンド・オブ・トンネル】の世界観に一気に引き込まれていきました。
多彩なカメラワーク、ストーリー、臨場感、心理戦。
派手なアクションがある映画ではないですが、相手の裏をかいてまた裏をかく!そんな心理戦がとにかくハラハラさせる素敵な映画でした。
今までと少し違う映画でハラハラしたいあなたにぜひ見てもらいたい作品です。
何かを守るには金なんかじゃない。何かを守りたいという使命感と愛なんだなと思いました。所詮お金なんて命と比べたら紙切れ同然。(お金は必要だけど・・・。)
そう思わせてくれる作品でした。